9月1日は防災の日

9月1日は防災の日。

防災の日は、1923年(大正12年)9月1日の関東大震災にちなんだものです。
また、台風の襲来が多いとされる二百十日にあたり、「災害への備えを怠らないように」との戒めも込められています。

【内閣府 防災情報のページ】


https://www.bousai.go.jp/kyoiku/week/r4bousaiweek.html

【袋町の土地の成り立ち】

災害には、雨や風によるもの、また地震による被害などがあります。
彦根市では近年大きな災害はありませんが、袋町は芹川沿いに沿ってほそながく分布し、周囲より0.5~数メートル高い自然堤防とよばれる土地となっています。もともとは芹川が氾濫し土砂が堆積してできているそうです。

詳しくは、下記の「重ねるハザードマップ 国土地理院」をご覧ください。

重ねるハザードマップリンク
ハザードマップの図

【袋町の自然災害リスク】


一般的に自然堤防は洪水に対しては比較的安全ですが、大規模な洪水では浸水する事があります。また、土砂が堆積してできた地形のため、縁辺部では液状化のリスクがあります。

自然堤防の図
(自然堤防、国土地理院)

https://www.gsi.go.jp/CHIRIKYOUIKU/shizen.html

【店舗の防災対策】

ここからは、店舗経営やそこで働く人たちに向けての情報です。

袋町の路地の写真
袋町の路地

袋町は店舗が密集しています。いちばん注意しないといけないのは火事であり、もちろん火の始末です。

ですが、自然災害を考えると、大雨による浸水、芹川の氾濫、地震による建物倒壊、地面の液状化などを考えておく必要があります。

【身近な防災対策を】

彦根市では近年災害がありません。そのため、なかなか防災に目を向けることは少ないと思います。

きょうは、簡単にできる身近なことをご紹介します。

【防災の基本は整理整頓】

お店に入ってまわりを見回してみましょう。
いまこの場所で大きな地震が起きたら、どうなるでしょう。

頭より高い位置に、重いものを置いていませんか?大きな揺れで落ちてくるかもしれません。

とくに飲食店では、ガラスや陶器など割れると危険なものがたくさんあります。少なくとも逃げられる順路を考えておいてはいかがでしょう。

【たまに防災について考えておきたい】

9月1日は「防災の日」です。
この機会に、周囲の人たちと「災害から身を守るためにどうすればいいか」を話し合いたいと思います。
思いもよらぬ解決策が、見つかるかもしれません。

余計な心配をする必要はないと思いますが、年に一度くらいは話し合っておきましょう(^^)/